電子書籍を使うか迷っている人にとって、電子書籍の漫画って実際読みやすいのか、本当は読みにくいんじゃないかという所が気になると思います。
電子書籍の漫画が読みやすいか、というのは最終的には個人の好みや読む場面によるので一概には言えません。
ただ最近の電子書籍は機能を重視していますので、極端に読みにくい漫画はまずありません。
電子書籍で漫画を読みやすく見る方法も合わせてご紹介します。
電子書籍って実は読みやすい!読みにくいと感じる場合の対策
電子書籍が読みやすいのか、読みにくいのか、これは結局のところ個人の好みであり人によって結論は違います。
電子書籍と紙の書籍にはそれぞれいい点と悪い点があり、どちらが優れているというものではありませんし特徴も違います。
そのため「電子書籍は読みにくい」と感じる理由も様々です。
しかし、電子書籍が読みにくいと感じる理由と、その対策をしっかりと取れば電子書籍ライフをより充実させることもできるんです。
直射光のまぶしさと目が疲れる
電子書籍はスマホなどの液晶で表示するのですが、この液晶は光を発して画面を描写します。
そのため反射光を利用して読む紙の本と違い、液晶の電子書籍を長時間見ていると目に疲労を感じてしまうのです。
液晶のまぶしさへの対策としては、電子書籍専用の電子ペーパー端末を利用するという方法があります。
電子ペーパーは紙と同じように日常の反射光を利用するので目の疲労を大幅に抑えることが可能です。
日本ではAmazonのkindle端末や楽天koboが電子ペーパーを利用した電子書籍専用端末を販売しています。
防水機能搭載のWi-Fiモデル。
容量は8GBと16GBがあります。
Amazonでしか買えないので注意。
またスマホやタブレットの中にはブルーライトをカットするなど眼精疲労に対応した機能を搭載したものがあります。
ほかにも液晶から発せられるブルーライトをカットする製品を試してみてもいいでしょう。
最近ではスマホの利用時間が伸びてきていて、電子書籍に関係なく眼精疲労対策は大切です。
電子書籍デビューをキッカケにスマホの見直しを行うのもおすすめです。
紙面が小さくて厚みがない
単行本と比べてスマホは紙面が小さくなるのでこれに違和感を感じるという人もいます。
また人によっては書籍の厚みがないことに違和感を感じたり、終わりを目分量で確認できないので困るので読みにくいという人もいます。
書籍の厚みについてはどうしようありませんが、紙面の広さについては大型のタブレットを使うという方法があります。
電子書籍程度であればそこまで高性能なタブレットはいらないので比較的安いものでも十分でしょう。
また電子書籍の中には、拡大や文字サイズの変更などに対応して個人が読みやすい環境を整えることができるものもありますし、読了までの目分量として何分程度で読了できるかを記載する電子書籍もあります。
今まで感覚で認識していたものが数字として表示されますので、人によっては電子書籍の方が逆に読みやすいと感じることでしょう。
データの画質が悪く文字が潰れる
最近ではほとんどありませんが、電子書籍が出回った当時は解像度が低く、アップにするとぼやけたり文字がつぶれてしまっているものもありました。
当時のイメージが強くて、今でも紙の漫画派という人も多いようです。
しかし最近では技術の進歩や、配信側の企業努力もあり、そういった電子書籍はほとんどなくなっています。
むしろ紙の書籍や漫画は、年数によって劣化が起きるので、どんどん読みにくくなるという問題点があります。
電子書籍では紙の劣化は起きませんので、実は文字潰れなどを懸念している人ほど、電子書籍の方が読みやすく感じる場合もあるのです。
電子書籍を選ぶ理由は読みやすい・読みにくいではなく利便性
冒頭にも書いた通り電子書籍が読みやすいか、読みにくいかというのは、最終的には『人によって違う』という答えになります。
ですから、あえて電子書籍のみにこだわる必要もありませんから、読みにくいと感じるのであれば紙の漫画を購入してもなんら問題ありません。
しかし電子書籍には紙の本にはない利便性があります。
紙の漫画にはない電子書籍の利便性やメリットは過去に記事にしていますので、そちらをご覧ください。
こういった電子書籍の利便性や、場所を取らない部分に興味があったり魅力を感じるというのであれば、専用の電子書籍端末を試してみたり、別のアプリを利用するなどすれば、電子書籍が読みづらいと感じることも減るのではないでしょうか。
私的には、本当の漫画好きこそ、電子書籍の利便性を体感してもらいたいです。
何百冊と入っている本棚を持ち歩くことができるわけですから、正直多少の読みにくさとか、慣れの問題なんて気にならないくらい利便性の良さが圧倒的に高いです。
ぜひ電子書籍で漫画を読むことに抵抗を感じている方は、何冊か試してみてはいかがでしょうか。
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